妊娠したら必ず決めないといけないことがあります。
それはどの病院で生むのか?ということ。
わたし自身、どの病院で生むか本当に悩みに悩みました。
1〜2ヶ月くらい丸々悩んで決めたのは里を呼ぶ出産でした。
里帰り出産、里帰りしない出産、里を呼ぶ出産それぞれメリット・デメリットがあります。
わたしが悩みに悩んで決めた里を呼ぶ出産とは何なのか?
また、わたしが里を呼ぶ出産にした理由、どうやって親を説得したのかを解説します。
今現在どこで生むか悩んでいる人、里帰りするかしないか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
わたし自身の基本情報
里帰り出産について話す前に、まずはわたしの基本情報から説明します。
埼玉県在住。都内中心まで電車で20分程度なのでアクセスは比較的良いほうです。
ちなみに一軒家で夫と猫1匹で住んでます。
夫の実家は関西、わたしの実家は東北、ということで両家の実家が非常に遠いです。
車でも7〜8時間かかりますし、新幹線や飛行機でもドアtoドアで考えると4時間くらいはかかります。
私は立会い出産を希望しているので、里帰りするとかなりの確率で立会いは難しくなると思います。
(お産の進み具合にもよりますが。)
実家が遠い=立ち会い出産ができるかわからない
ということで、里帰りするか・しないかとても悩みました。
里帰り出産のメリット・デメリット
里帰り出産とは?
わたしの友人は、ほぼ全員里帰り出産していました。
みんな口を揃えていうのは「里帰りしないなんて絶対ムリだよ!」ということでした。
そこで、自分なりに里帰り出産のメリットとデメリットを挙げてみました。
ちなみにわたしは実家が遠すぎるので、里帰りするならば遅くとも34w〜産後の1ヶ月検診までは、実家に帰ることになります。(2ヶ月半〜3ヶ月)
里帰り出産のメリット
- 家事を実母に任せられる。(これが一番のメリットかな?)
- 慣れない育児を身近で教えてもらえるし、手伝ってもらえる。
- 産後、自分の肥立ちが未知数。どのくらいダメージがあるか分からないので近くに世話をしてくれる人がいると助かる。
- 実母は現役保育士なので、小さい子供に慣れている。
- 実家を出てからなかなか帰れてないので親孝行になる。
- 色々なものを買ってもらえそう。(笑)
- 実家であれば誰かしら家にいるので、何かあったときに安心。(急な破水など)
里帰り出産のデメリット
- 立会い出産できない可能性が高い。
- 実家が遠方ということもあり、産前産後合わせて3ヶ月くらいは家をあけることになる。
- 産前産後の大切な時期に、夫と一緒に過ごせない。
- 夫に父性が目覚めるまでに時間がかかりそう。
- 夫の浮気が心配。(笑)
- わたしの実家の場合、祖父母が同居しているので落ち着いて育児が出来るか心配。(しかも耳が遠くてかなり声がでかい)
- 実家から出て10年近く経っているので、実家が落ち着かない。あれこれ言われてむしろストレスがたまりそう。
- 自宅と実家両方にグッズを揃えないといけない。
- いま通っている産院の母親学級や両親学級が受けられなくなる。途中で病院が変わることも不安。
- 34wまで働いてから産休にはいるので、準備などがバタバタになる。(産休入ってすぐ帰省になってしまう)
悩んでいるときに自分でノートに書いてみたところ、
圧倒的にデメリットの方が多いことに気付きました。
里帰りしない出産のメリット・デメリット

里帰りしないで夫婦2人で頑張ることも考えました。
もちろんわたしのまわりにも様々な理由で夫婦2人で頑張っている人もいます。
里帰りしない出産の方のブログや体験談もたくさん見て調べました。
自分なりに考えた里帰りしない出産のメリット・デメリットを挙げてみます。
里帰りしない出産のメリット
- 夫が産後すぐに育児に参加できる。期間が短い新生児の頃に育児に関われる。
- 家族(夫とわたしと猫)で一緒に産前産後過ごせる。
- 出産する病院が変わらないので、いま通っている産院の両親学級や母親学級が受けられる。
- 立会い出産に間に合う可能性が高い。
- 産休に入ってからもゆっくり過ごせる。
- 住み慣れた自宅なのでストレスなく過ごせる。
里帰りしない出産のデメリット
- 夫が家事が苦手なので、イライラしそう。(お互いに)
- 産後の肥立ちが悪かったときの家事や育児が心配。
- 食事のバランスが悪いと母乳に影響が出そう。
- 日中、1人で育児が出来るのか心配。
- 生まれてみないと夫に父性が目覚めるのかわからない。下手したらワンオペ育児になる。
- 夫以外に頼れる人がいない。
- 親(特に母親)は里帰りを希望している。
- 里帰りしないのって親不孝なのか?
- 里帰りしてる友人が圧倒的に多く、みな口を揃えて里帰りをすすめてくる。
- 夫がいない間に破水や陣痛が来た場合、1人で病院に行くことになる。
1番気がかりだったのは、母親が里帰り出産を望んでいることでした。
やっぱり初孫だし、自分の娘のことも心配みたいです。
里帰りしないのって親不孝なのかな〜?と考えたこともありました。
夫が家事全般が苦手で、どれだけ戦力になるのか不安ということもありました。
でもやっぱり自分の中では
産前産後は夫と過ごしたい!!
陣痛で一番辛く苦しいときには親よりも夫に近くにいてほしいし、産まれた瞬間は夫と一緒に感動を分かち合いたい!!
といういう気持ちが強かったんです。
なので、やはり里帰り出産は選択肢から外すことにしました。
そこで、考えたのが里を呼ぶ出産でした

里を呼ぶ出産っていう名称が正しいのかは分からないのですが・・・(笑)
産後母親に自宅へ来てもらって、退院後2週間〜1ヶ月くらい家事を母親にお願いすることを“里を呼ぶ出産“というみたいです。
実は、周りの友人や先輩にリサーチしたところ、意外と”里を呼ぶ出産”の人も多かったんです。
実家が遠い人は母親にそのまま自宅に泊まってもらって、
実家が比較的近い人は日中の数時間だけ来てもらい、家事を手伝ってもらうことが多いようでした。
うちの場合は実家が遠いので自宅に泊まってもらうことになります。
幸いにも我が家は一軒家なので、母が寝るスペースはなんとか確保できます。
そして有難いことに、母も仕事も長期で休めるし、里帰りしないなら手伝いに行きたい!と言ってくれました。
里を呼ぶ出産のデメリットというか、心配なことは、母が家にいる状態が夫のストレスにならないか?ということでした。
わたしの母と言えども、他人と暮らすわけですから・・・。
これは、正直どうなるのか分からないのですが、長くても3週間〜1ヶ月間ということで、夫には納得してもらいました。
また、夫は職業柄家の中で仕事をすることがあります。
そこで、集中して仕事をしなければいけないときには、近場のホテルをとるか、ウィークリーマンションを借りるということで、落ち着きました。
おわりに

正直、里を呼ぶ出産が正しかったのかは今はまだわかりません。
もしかしたら夫の仕事や、お産の進み具合で立会い出産できない可能性もあります。
産後「やっぱり里帰りすればよかった〜!」とヒィヒィ言ってるかもしれないです。(笑)
でもとりあえず今のところはこの選択で納得しています。
臨月に入ってさらに大きくなるお腹をみて、夫も少しずつは父性が目覚めているようだし(多分)、
出産の不安や、産後のことも夫婦で話し合う時間がとれています。
もし里帰りをしてたら、今頃はとっくに実家に帰っています。
里帰りをしていたら、この不安な気持ちやドキドキを夫と共有できなかったのかな、とも思います。
一方で、里帰りしていたら、家事や掃除はしなくていいし楽だったろうな〜とも感じています。
自分にとって産前産後、何が1番大切か、譲れないところは何なのか、
メリットとデメリットをしっかり考えて選択することが大切だと思います。
ノートに書き出してみると、意外と気持ちの整理ができておすすめですよ。