- 「臨月に入ってから体重増加が止まらない…。」
- 「甘いものが止められなくて体重が増える。どうしたらいい?」
- 「健診の時の体重チェックがこわい…。また増えてたら先生に怒られそう。」
妊娠中はただでさえ体重の管理が大変なのに、臨月に入るとさらに体重が増えて不安になりますよね。
実は私も妊娠後期〜臨月にかけて急激に太りました。
最終的には妊娠前と比べて+16kg以上の体重増加。
この記事では、私が臨月にかけて急激に体重が増えてしまった原因と体験談をもとに、無理なくできる体重管理の方法を紹介しています。
妊娠の経過は人それぞれ違いますが、体重管理に悩んでいるあなたに参考にしていただけたら嬉しいです。
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臨月に体重増加がとまらない理由
臨月に体重の増加がとまらない理由は主に3つ。
- むくみ
- 食欲増加
- 運動不足
主にこれらが原因で体重が急激に増えてしまいます。
では詳しく解説していきます。
臨月に体重増加がとまらない理由①:むくみ
妊娠後期〜産後にかけてむくみがひどくなる人は多いです。
塩分を控える
マッサージをする
足を高いところに上げる
むくみ防止ソックスをはく
など、対策はいくつかあります。
しかしむくみの根本の原因は妊娠。
私の経験上でいうと産後しばらくしたら自然と落ち着くので、ある程度は割り切るしかないかもしれません。
臨月に体重増加がとまらない理由②:食欲増加
妊娠中は時期によって食の好みが変わる妊婦さんも多いです。
臨月にかけて甘いものやジャンクフード、揚げ物好きになってしまうと、みるみるうちに体重が増えてしまうことも。
また、つわりが終わり臨月になってお腹が下がってくることで胃の部分に余裕ができて食欲が増してしまう場合もあります。
なんにせよ思うままに食べていると驚くほど体重が増えてしまうので注意が必要です。
臨月に体重増加がとまらない理由③:運動不足
臨月に入り、お腹が大きくなると少し動くのも大変になりますよね。
ちょっと歩くだけでも疲れてしまうので、どうしても運動不足になってしまう妊婦さんが多いです。
家でゴロゴロしていると体重がどんどん増えてしまうので、近所を散歩するなど適度な運動が大切です。
妊娠中の体重増加の目安は?
妊娠中の体重増加の目安は、BMIによって決められています。

妊娠前の体重を元に、BMIを計算。
その数値によって妊娠中に増えてもいい体重が決められています。
BMI | 体重増加の目安 |
---|---|
18.5未満 | +9〜12Kg |
18.5以上25.0未満 | +7〜12Kg |
25.0以上 | +5Kg以内 |
28.0以上 | 分娩時に28.0未満にする努力 |
ちなみに私のBMIは19。
なので理想的な増えかたは+7〜12kgと言われています。
しかし現実は+16kg以上体重が増加してしまいました。
臨月に5Kg近く増加した私の体験談
妊娠前と比べて+16kg以上体重が増加した私ですが、実は途中までは順調な推移だったのです。
実際、30wまでは+7kg。
ところが、30wを過ぎたあたりからみるみるうちに体重が増えていきました。
実際の体重の推移と、体験談を紹介します。
私の体重増加の経過
私の妊娠中の体重増加は以下の通り。
初期〜30w | +7kg |
---|---|
30w | +7kg |
32w | +8kg |
34w | +9kg |
36w | +12kg |
37w | +13kg |
38w | +14kg |
38w4d(入院時) | +16.6Kg |
妊娠初期〜中期の体重推移は省略しました。
上記の表をみて分かるように妊娠後期からの増加の幅がものすごいです。
特に34wからはとんでもないペースで増えているのがわかります。
私の体重増加の原因
私の体重増加の原因はずばり、産休に入ったからでした。
34wに入り今まで続けてきた仕事が休みになったため、明らかに運動不足になってしまったのです。
私の仕事は事務でしたが通勤でなんだかんだ毎日1時間くらいは歩いていました。
また、仕事をしていると食事も規則正しい時間でとれますし間食もできません。
そのような規則正しい生活から一転、産休に入り家で過ごすことが多くなったため、
- 運動不足
- 食欲増加
- 臨月に入りむくみがではじめる
というの理由で見事に体重が増えてしまったのです。
体重が増えすぎると難産になる?
結論から言うと、体重増えすぎたからといって必ずしも難産になるとは限りません。
参考までに私は16.6kgの増加でお産は難産。
しかし、私の友人は20kg増加したにも関わらずスピード出産の超安産でした。
しかし一般的には産道に脂肪がつくと分娩がスムーズに進みづらくなると言われています。
また、私が出産した産院では
「体重増加が激しいほど難産や赤ちゃんの仮死、緊急帝王切開が増えている」
というデータがあり、産後の成人病予防も含めて体重コントロールをするように指導されていました。
やはり体重が増えすぎていいことはありませんので、BMIに沿った理想の体重増加の範囲で抑えることを目指したほうが良いでしょう。


体重増加を抑えるためのおすすめの方法
適度の運動
臨月でも適度な運動をして体重管理をすることが大切です。
とはいえマタニティヨガやマタニティスイミングなどは、準備も大変そうだしなかなか続かなそうですよね。
安心してください。そんなたいそうな事をしなくても大丈夫。
近所を散歩したり、家の掃除をするだけでも立派な運動です。
また個人的におすすめしたいのは、「やることリスト」を作ること。
出産までにやらなきゃいけないこと
出産までにやっておきたいこと
のリストを作り、一つずつ行動にうつしていけばダラダラする時間も自然と減りますよ。

適度な食事制限
臨月に入ったらバランスの良い食事でカロリーコントロールをしましょう。
とはいえ無理な食事制限は厳禁。
やりすぎるとストレスにもなるし、炭水化物抜きなど極端なダイエットは体力が落ちてしまうことも。
まずは三食バランスの良い食事で、しっかり噛んで食べることを意識しましょう。
そして、もし間食をしているのであれば間食を減らしてみましょう。
臨月に入ると時間もあってどうしても口が寂しくなってしまうことが多くなっておやつに手が出てしまいますよね。
間食を止めたらストレスになる!という場合はいつも食べているチョコをカロリーが低いものに置き換えてみましょう。
例えばオルビスのプチシェイクは美味しくカロリーコントロールができるので、おやつ代わりや小腹が空いた時に食べるとおすすめ。


あとは今話題のボタニカルタピオカクレンズというタピオカたっぷりのドリンクも甘くて満足感があるのでおやつがわりにピッタリです。

また、小腹が空いた時に食べられるアイテムとしてカロリーが低いものを常備しておくと爆食いを防げますよ。
とはいえ、食事制限がストレスになってしまうのも精神的によくありません。
臨月はただでさえ出産のことを考えて不安になったり、情緒不安定になりがち。

赤ちゃんのためにも心穏やかに過ごすことが一番。
体重管理がストレスになりすぎないように、あまり気にしすぎないようにしてくださいね。
おわりに:体重のことでストレスを貯めすぎないのが一番!心穏やかにすごそう

体重が増加すると楽しみなはずの妊婦健診もおっくうになったり、毎日体重を気にしてマタニティライフが楽しめなくなってしまいますよね。
体重のコントロールは大切ですが、ストレスがたまって精神的に辛くなってしまったら本末転倒。
- 適度な運動(散歩・ウォーキング・家の掃除など)
- バランスの良い食事を3食しっかり噛んで食べる
- 間食はカロリーが低いものに置き換える
など自分にできることから挑戦してみてください。
ですが、臨月はただでさえ体重が増えやすくなるとも言われています。
なのであまり神経質になりすぎないように、「ある程度は仕方ない!」と割り切ることも必要かもしれません。
残り少ないマタニティライフ、適度に頑張りながらお腹の赤ちゃんとの日々を楽しんでくださいね。